2027年の規定改正
JAFが2026年7月29日に公示。最大の変更は「SSを全部自分で運転しないと選手権得点が入らない」という一文。
得点にドライバー要件が入った
第10条(得点基準)に、次の一文が新たに加わった。
ただし、得点を得るためには、ドライバーはスペシャルステージの全てを自ら運転していなければならない。これを満たさない場合には得点は与えられず、次の順位以下を繰り上げして得点を与える。なお、これは選手権の得点の付与のみに関する定めであり、競技会の順位に影響を与えるものではない。
つまり、途中でドライバーが交代した場合、競技会の順位はそのままだが、選手権の得点は入らない。得点はその下の順位へ繰り上がる。
同じ規定は地方選手権(第16条)にも入っている。
一時抹消登録済の車両が使えるようになった
第7条(参加車両)に第4項が新設され、一時抹消登録済の車両(所定の手続きで自動車登録番号標と自動車検査証を返却した車両)が、臨時運行許可を得ればRRN車両に基づく車両として参加できるようになった。
あわせて第2項に「なお、FIA公認失効後8年以内の車両を含むものとする」が追記された。公認が切れた車両でも8年以内なら使える。
JN-2の中身が入れ替わった
2026年のJN-2は「RRN、FIA公認車両…」で、かつ2026年における暫定措置という注記付きだった。
2027年はRRNが外れ、代わりに上記の一時抹消登録済車両が入った。暫定措置の注記も消えている。
地方選手権のクラス設定が柔軟になった
地方選手権のクラス区分は、2026年まで「気筒容積に基づき最大6区分以内」だった。
2027年は気筒容積に加えて駆動方式・動力源・変速装置等の区分にも基づけるようになった(最大6区分は変わらず)。
また、全日本と同一区分とする場合の除外がJN-1のみからJN-1とJN-2の2つに増えた。
施行
2027年1月1日から。
出典: 2027年日本ラリー選手権規定(JAF公示 2026-WEB061、2026年7月29日)。2026年規定との対照表として公開されており、変更箇所が下線で示されている。